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マイ・インターン

T H E   I N T E R N
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公開:2015年 / アメリカ / 監督:ナンシー・マイヤーズ
テーマ:相手の話を「聴く」力 ── アサーティブコミュニケーション 第2回

70歳さいの新人しんじん「シニア・インターン」ベンと、若わかき社長しゃちょうジュールズの物語です。ベンは、すぐにアドバイスをしません。まず「相手が何に困こまっているか」を、じっと観察かんさつし、耳みみをかたむけます。この記事では、この映画から「話す力」より大切な「聴く力(傾聴けいちょう)」を学びます。

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授業で使えるPDF資料(2種類)
先生向けの授業ガイド(授業の流れ・発問例・配慮点)と、生徒用ワークシート。
特集「アサーティブコミュニケーション」第2回の教材です。
📚 もくじ
  1. この映画と「聴く力」
  2. アサーティブと「聴く」
  3. どんなお話?(あらすじ)
  4. 舞台と時代
  5. 監督ってどんな人?
  6. 出ている俳優
  7. ベンの「聴き方」に注目
  8. 傾聴の4つのコツ
  9. 聴き方ワーク
  10. 今日のまとめ
1この映画と「聴く力」

コミュニケーションというと「うまく話すこと」を想像そうぞうしがちです。でもこの映画の主人公ベンは、たくさん話す人ではありません。むしろ、よく聴く人です。

➡ 「話が上手い人」ではなく、「相手を大切にしながら、自分の気持ちも伝えられる人」。そのうちの「相手を大切にする=聴く」を、今回は深めます。

2アサーティブと「聴く」

アサーティブは「自分も大切、相手も大切」な伝え方でした(第1回)。この「相手も大切」を実際じっさいの行動こうどうにするのが、聴くことです。

👂 まず聴く → それから伝える
🔑 やりがちな「3つのつまずき」

① 相手が話し終える前に、答えを言ってしまう
② 「それはこうすべき」とすぐアドバイスする
③ 自分の話にすり替かえてしまう
ベンは、この3つをしません。だから相手は「わかってもらえた」と感じます。

3どんなお話?(あらすじ)
📖 あらすじ

ベン・ウィテカーは70歳。会社かいしゃを定年ていねんで退職たいしょくし、妻つまにも先立たれ、毎日にもの足りなさを感かんじていました。そんなとき、「シニア・インターン(年上の新人)」の募集ぼしゅうを見つけ、応募おうぼします。

働はたらき先は、若わかい社長ジュールズがつくった、急成長中きゅうせいちょうちゅうのファッション通販の会社。最初ジュールズは、年上のベンをどう扱あつかっていいか分からず、少し距離きょりを置きます。

でもベンは、でしゃばらず、よく見て、よく聴きます。困っている人にそっと手を貸かし、信頼しんらいを少しずつ積つみ上げていきます。やがてジュールズにとって、ベンはいちばん相談そうだんできる人になっていきます。

4舞台と時代

🏙 舞台はどこ?

アメリカ・ニューヨークのブルックリン。ジュールズの会社は、インターネットで服を売るスタートアップ(新あたらしくできた成長中せいちょうちゅうの会社)です。

📅 いつの時代?

2015年に作られた映画で、お話も現代げんだい。スマホやSNS、ネット通販が当あたり前になった時代です。

💡 「聴く」がテーマになる理由

メールやチャットで素早すばやくやりとりできる時代だからこそ、「じっくり相手の話を聴く」ことの値打ねうちが光ひかります。ベンの「聴く力」は、今いまだからこそ学ぶ意味いみがあります。

5監督ってどんな人?
ナンシー・マイヤーズ監督・脚本・製作

アメリカの映画監督で、この作品では監督・脚本・製作を兼かねました。家族かぞくや仕事しごと、人生じんせいの後半こうはんを、あたたかく描えがく作品さくひんで知られています。

この映画でも、「年齢ねんれいや立場たちばがちがっても、敬意けいいを持って聴き合えば、人は助たすけ合える」という考かんがえが大切たいせつにされています。

6出ている俳優
ロバート・デ・ニーロベン・ウィテカー 役

アメリカを代表だいひょうするベテラン俳優はいゆう。ここでは、電話帳でんわちょうを作る会社に40年勤つとめた元役員もとやくいんで、落おち着ついてよく聴く70歳のベンを演えんじています。

アン・ハサウェイジュールズ・オースティン 役

会社かいしゃを1年半でここまで大おおきくした、いそがしい若わかい社長を演じます。仕事しごとも家庭かていもがんばる中なかで、悩なやみをかかえる役やくです。

7ベンの「聴き方」に注目

ベンがどう聴いているかを、映画の中でさがしてみましょう。ポイントは3つ。

  • ① すぐ答えを出さない相手が話し終わるまで、待まつ。「どう思う?」と問とい返かえすこともあります。
  • ② よく見る(観察する)言葉だけでなく、表情ひょうじょうや様子ようすから、相手が本当に困っていることに気づきます。
  • ③ 相手を否定しない「それはダメ」と決めつけず、まず受けとめる。だから相手は安心あんしんして話せます。
🤔 考えてみよう

あなたのまわりにも、「この人には話しやすいな」と感かんじる人はいますか? その人は、どんな聴き方をしているでしょう。

8傾聴の4つのコツ

「傾聴けいちょう」とは、心をかたむけて聴くこと。すぐに真似まねできる4つのコツを紹介しょうかいします。

🟩 ① 体を向ける・目を見る「あなたの話を聴いているよ」が態度たいどで伝つたわる。
🟩 ② 最後まで聴く途中とちゅうでさえぎらない。沈黙ちんもくをこわがらない。
🟩 ③ うなずく・あいづち「うん」「そうなんだ」で、話しやすくする。
🟩 ④ 質問で深める「それで、どう感かんじたの?」と、気持きもちを引ひき出す。

➡ 聴くことは、「あなたを大切に思っている」という、いちばんやさしいメッセージです。

9聴き方ワーク

映画(またはあらすじ)の中で、「ベンが上手に聴いているな」と思おもった場面ばめんを1つえらんで書いてみよう。

なまえ:
① えらんだ場面
② ベンはどんな「聴き方」をした?
③ 相手(ジュールズなど)はどう変かわった?
④ 4つのコツのどれを使っていた?
⑤ 自分も今日から試ためしてみたいコツは?

🌱 今日のまとめ

コミュニケーションの主役は、じつは「口くち」ではなく「耳みみ」かもしれません。

「まず聴く。それから伝える。」
  • すぐに答えを出さず、最後まで聴く。
  • 言葉だけでなく、表情や様子も見る。
  • 否定せず、まず受けとめる。
  • 質問で、相手の気持ちを引き出す。
  • 聴くことは「あなたを大切に思う」というメッセージ。

これが、『マイ・インターン』からもらえる、いちばん大切なプレゼントです。

🐟 ちょこっと豆知識

ベンの職業は「電話帳でんわちょうを作る会社の元役員」。紙かみの電話帳が使つかわれなくなった時代の変化へんかも、そっと物語ものがたりに重かさねられています。道具どうぐは変かわっても、「人の話を聴く力」は古ふるくならない、というメッセージが込こめられています。

先生・保護者の方へ:『マイ・インターン』は日本で映倫G(全年齢)ですが、働はたらく大人の物語で、夫婦ふうふや家庭かていの悩みなど、やや大人向けの話題わだいも出てきます。本ページは12歳以上(小学校高学年〜中学生)を想定しています。全編視聴のほか、あらすじ紹介や場面を選んでの活用も可能です。授業での上映には、教育機関向けの適切な権利処理が必要になる場合があります。

著作権について:本記事の解説文はすべてオリジナルで作成しています。映画のポスター画像・俳優写真・場面写真は使用していません。作品の著作権は各権利者に帰属します。

AI生成コンテンツについて:本記事はAIを活用して作成しています。内容に誤りが含まれる可能性があるため、授業でご利用の際は事実関係をご確認ください。誤りにお気づきの場合は、お問い合わせよりお知らせください。

📚 参考資料(主な出典)