🌈 〜 PADDINGTON 〜 🌈

パディントン

P A D D I N G T O N
🐻🧳
公開:2014年(日本2016年)/ イギリス / 監督:ポール・キング / 95分
テーマ:よそ者を受け入れる社会 ── 特集「多様性と共生」 第8回

首に「このクマの面倒めんどうを見てください」という札をさげ、南米ペルーから遠いロンドンにやってきた一ぴきのクマ。駅で出会ったブラウン一家は、はじめはとまどいながらも、彼を家に迎むかえ入れます。この記事では、「よそ者」を受け入れる社会について考えます。

🌈 特集「多様性と共生」── ちがいを力に変える8つの視点
  1. ワンダー 君は太陽
  2. 映画 聲の形
  3. ズートピア
  4. ドリーム
  5. 最強のふたり
  6. グリーンブック
  7. リトル・ダンサー
  8. パディントン(この記事)
📄
授業で使えるPDF資料(2種類)
先生向けの授業ガイド(授業の流れ・発問例・配慮点)と、生徒用ワークシート。
📚 もくじ
  1. この映画と特集の最終回
  2. どんなお話?(あらすじ)
  3. パディントンと「難民」
  4. 「ちがい」が家族を変える
  5. 監督と原作
  6. 出ている俳優
  7. 授業で使える問い
  8. 考えるワーク
  9. 今日のまとめ
1この映画と特集の最終回

この特集では、見た目、障害、偏見、人種、性別の「らしさ」など、さまざまな「ちがい」を見てきました。

➡ 最終回は、知らない土地からやってきた「よそ者」を、社会はどう迎えるかを、心あたたまる物語から考えます。

2どんなお話?(あらすじ)
📖 あらすじ

ペルーのジャングルで、おじさん・おばさんと暮らしていた子グマ。地震で家を失い、ずっと憧あこがれていたロンドンへひとりでやってきます。

パディントン駅で出会ったブラウン一家は、駅の名前から彼を「パディントン」と名づけ、しばらく家に泊めることにします。

なれない都会の暮らしで次々と騒ぎを起こすパディントン。そんな彼を、珍しい動物をはく製にしようとする博物館の学芸員がねらっていて……。

3パディントンと「難民」

作者マイケル・ボンドは、パディントンのアイデアの一部が、第二次世界大戦中にロンドンに避難してきた子どもたちから生まれたと語っています。

🧳 名札とスーツケース

子どもたちは、名前と住所を書いたラベルを首からさげ、大切な持ち物を小さなスーツケースに入れていたといいます。パディントンの首の札と古いスーツケースは、その姿と重なります。

  • 🏠 家を失ってやってきたパディントンは、地震で家を失い、遠い国へやってきました。
  • 🤔 迎える側の不安ブラウン家のお父さんは、はじめ「知らないクマ」を家に入れることに反対します。
  • 👴 グルーバーさんの話骨董品店のグルーバーさんも、かつて苦労してロンドンにやってきた移民でした。
4「ちがい」が家族を変える
  • ① 迷惑? それとも新しい風?パディントンの騒動は、ばらばらだった家族の関係を少しずつ変えていきます。
  • ② 礼儀と思いやりパディントンは、いつも礼儀正しく、人の良いところを見つけようとします。
  • ③ 「居場所」をつくる受け入れられることで、パディントンにも居場所ができていきます。
💡 考えてみよう

よそから来た人を受け入れると、迎える側も変わる。共生とは、片方だけががまんすることではなく、おたがいに変わっていくことなのかもしれません。

5監督と原作
ポール・キング監督・脚本

続編『パディントン2』も手がけ、ユーモアと温かさにあふれた作品に仕上げました。

マイケル・ボンド原作

1958年に『くまのパディントン』を発表。BBCでカメラマンとして働いていたころにパディントンを思いつき、自宅近くの駅の名前をつけたといわれます。2017年に91歳で亡くなりました。

6出ている俳優
ベン・ウィショー(日本語版:松坂桃李)パディントン(声)役

礼儀正しく、ちょっとドジなクマの声を演じました。

ヒュー・ボネヴィル/サリー・ホーキンスブラウン夫妻 役

心配性のお父さんと、心の広いお母さん。

ニコール・キッドマンミリセント 役

パディントンをねらう博物館の学芸員。

7授業で使える問い
🟩 問い1(道徳)ブラウン家のお父さんは、なぜはじめパディントンを受け入れることに反対したのだろう?
🟩 問い2(社会)パディントンの首の札とスーツケースには、どんな歴史が重なっている?
🟩 問い3(共生)よそから来た人を受け入れると、迎える側にはどんな変化がある?
🟩 問い4(まとめ)特集8本をふり返って、「ちがい」とともに生きるために大切なことは?
8考えるワーク
なまえ:
① いちばん心に残った場面と、その理由
② パディントンが「居場所」を見つけられたのは、なぜだと思う?
③ 新しい人がクラスや地域に来たとき、自分にできることは?
④ 特集8本で、いちばん考えが変わった作品はどれ?

🌱 今日のまとめ

よそ者を受け入れると、迎える側も変わっていきます。

ちがいは、いっしょに生きる力になる。
  • パディントンは、家を失い、遠いロンドンへやってきた。
  • 作者は、戦時中に避難してきた子どもたちからも着想を得た。
  • ブラウン一家は、パディントンを迎えることで変わっていった。
  • 共生とは、おたがいに変わっていくことかもしれない。
🐟 ちょこっと豆知識

パディントンの大好物はマーマレード。帽子の中にも、いつもマーマレードのサンドイッチを入れています。

先生・保護者の方へ:『パディントン』は日本で映倫Gです。追いかけられる場面や、はく製にされそうになる場面など、小さな子どもがこわがる可能性のある場面があります。本ページは小学生以上を想定しています。移民・難民の話題にふれる際は、クラスに外国にルーツのある児童・生徒がいる可能性に配慮し、特定の子どもに注目が集まらないようにしてください。授業での上映には、教育機関向けの適切な権利処理が必要になる場合があります。

著作権について:本記事の解説文はすべてオリジナルで作成しています。映画のポスター画像・俳優写真・場面写真は使用していません。作品の著作権は各権利者に帰属します。

AI生成コンテンツについて:本記事はAIを活用して作成しています。内容に誤りが含まれる可能性があるため、授業でご利用の際は事実関係をご確認ください。誤りにお気づきの場合は、お問い合わせよりお知らせください。

📚 参考資料(主な出典)